おつかれさまです、ケビすけです
今回は簿記3級を取得するまでに私が行った勉強方法について紹介します
これまで技術系しか学んでこなかった方の参考になれば嬉しいです
「3級」と基本的な資格ですが、お金について学ぶことは多くありますのでご検討ください
本記事の要旨を以下にまとめましたので、ご興味があれば下記も読んでみてください
当ブログでは技術系が簿記3級を取得するメリットについて紹介しているのでご参考ください
試験方法
簿記3級の試験方法は統一試験とネット試験の2つがあります
(東京など地域によってはネット試験のみしか開催されていません)
統一試験とネット試験いずれも試験時間は60分、出題範囲は同じです
※但し、ネット試験は受験者毎に出題内容は異なります
以下の表に違うところだけをまとめました
試験日程については商工会議所の検定試験HPに掲載されていますので、ご確認ください
受験料は2,850円と同じですが、ネット試験の場合は別途、事務手数料550円必要です
※2024年4月1日からは受験料が3,300円に変更します
個人的にはネット試験をおすすめします
ほぼ毎日開催されているので、日程を調整しやすいです
試験終了と同時に結果がわかることもありがたいですね
試験の難易度
「難易度は低い」と言われていますが、前評判を気にしても仕方ありません
下表に2022年4月以降の受験者数と合格率について、統一試験とネット試験に分けて示しました
※参照:商工会議所の検定試験HP
※ネット試験については2022.4~2023.3、2023.4~2023.12の期間を対象としています
合格率としては、おおよそ30%~45%で推移しています
受験者数としてはネット試験が圧倒的に多くなっていることがわかります
ネット試験では試験日時を問わない、すぐに再受験できるため、受験者数、合格率ともに高くなっています
合格率だけを見れば、勉強さえすれば十分に合格できます
ネット試験であれば、記憶が新しいうちに再受験できるので、短期間で取得できます
試験科目について
商工会議所では簿記3級で求められるレベルについて以下のような記載があります
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル
簿記3級は、簿記の基本を問う問題構成となっており、商業簿記の1科目のみ(3問構成)出題されます
第1問 (配点:45点)
第1問は簿記の基本「仕訳」が15題出題されます
目安としては15分、1題につき1分以内に解答することを目標にしましょう
問題としては、決められた勘定科目を使って仕訳を行う内容となっています
使用する勘定科目は問題により決められているので、仕訳に慣れることが必要です
テキストで基本的な内容を理解し、あとは問題に触れて仕訳をひたすらするのみです
15分はあっという間でひっかけ問題もありますので要注意!!
第2問 (配点:20点)
第2問では勘定記入、補助簿の作成についての出題頻度が高いです
目安としては15分、わかるところはとにかく記入することが重要です
部分点があるところなので、わからなくても次々と解答するように心がけましょう
勘定記入や補助簿の作成は、簿記初心者の私には難しかったです
ただ仕訳が基本となっている問題なので、簿記の基本「仕訳」をしっかりとできるように
テキストと問題を繰り返し読むことが必要です
第3問 (配点:35点)
第3問では簿記の集大成、決算整理に関する内容が出題されます
目安としては15分、決算整理仕訳と集計の速さはもちろん正確さが問われます
借方と貸方が一致しないと気になりますが、気にしすぎるとすぐに時間が経過しますので要注意です
決算整理は時間を気にしていないとすぐに時間が経過します
過去問やネットにある試験問題を何度も解いて、速くかつ正確に決算整理をできるように
訓練しておきましょう
資格試験におすすめの書籍
独学で勉強しましたが、簿記初心者でも分かりやすかった書籍を紹介します
簿記初心者向けに簿記の流れや目的を図示してくれており、理解しやすいです
試験に出やすいところを重点的に解説してくれているので物足りない方もいらっしゃるかもしれまん
同シリーズで問題集もありますので、物足りない場合は問題で補うことをおすすめします
ネット試験対策として模擬試験プログラムがある点が特におすすめです
勉強で躓きやすい点も動画のリンクから確認できますので移動中にも勉強できます
まとめ
本記事では、簿記初心者が簿記3級を取得するまでの体験談を記事にしました
技術系にとって簿記のとっかかりは難しいかもしれませんが、管理職になると必要になります
会社のお金の流れはもちろん、家庭での資金運用でも役立つスキルです
簿記のスキル取に向けて、まずは簿記3級を手初めに勉強してみてはいかがでしょうか
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